当院の人間ドックは、とにかく敷居を低くしてお受けいただき易くする
ことを第一に考えました。
そしてご自身の健康状態を把握していただき、適切な対処方法を
継続的にご提案することを考えています。
人間ドックを健康維持の第一歩とお考えいただければ幸いです。
一般診察に加え、頭部CT、胸部CT、胃カメラ、腹部超音波検査、心電図、血液検査、血管年齢測定、便潜血反応などを含みます。
50,000円
約3時間という短時間ですべての検査が終了します。
ご夫婦、カップル、ご家族でお受けになる場合(お二人)
95,000円
3人以上目から(お一人)
45,000円
費用が抑えられるのは当院がクリニックであることがひとつの理由です。
当院では院長、看護士、看護助手の3人ですべての検査をこなします。
一方、病院でドックを受ける場合、ひとつの検査をするたびに個別の部所で別の担当者が検査を施行します。
各部署には受付、検査担当者、助手がおりますので、上記の検査をこなすには普通のべ10人以上のスタッフが必要でしょう。
そうすると当然人件費が掛かってきてしまうわけです。
検査室間の移動と待ち時間の点でも無駄が省けるのです。
CTの撮影は院長自ら行います。
高速のヘリカルCT
ですので、頭部、胸部CTを撮影するのに10分以内の短時間で終了します。
院長が消化器がんを専門としていたため、少し無理を承知で開院時にヘリカルCTを導入しました。
がんの早期発見、経過観察にはやはりとても有用で、導入は正解だったと思っています。
胃カメラでは挿入時にできるだけ苦痛のないように丁寧な操作を心がけています。また、ご希望される方には鎮静剤を投与しより苦痛の少ない方法を採っております。
必要最低限の時間で終了するよう心がけています。
院長は胃がんの診療を専門
として胃カメラを長年行ってきました。
早期胃がんの発見、胃十二指腸潰瘍の診断に情熱をそそいでいます。
ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌も積極的に行っております。
心電図は循環器専門医に、頭部、胸部CTは放射線専門医に診断を依頼しています。
クリニックとはいえ診断の質の維持に努めております。
人間ドックを受けることは健康管理のスタートラインにすぎません。
重要なのは人間ドックでの結果を踏まえ、いかにその後の健康維持に役立ててゆくかということです。
人間ドックを始めて意外だったことは、多くのご高齢な方はもちろんですが30代、40代の比較的若い方が受けに来られたことでした。
健康に不安を抱かれている方の年齢が若くなってきているようです。
実際に生活習慣病の発症が若年例化しているのも事実です。
ただ、健康への関心が高まるのは大変よいことですが、その意識を維持するのは結構難しいものです。
高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は自覚症状に乏しいため放置しがちですが、その結果として動脈硬化を引き起こしますからできるだけ早く診断を受け治療を開始することが望ましいのです。
当院では生活習慣病の合併症について十分に理解していただき、納得をした上で治療に取り組んでいただけるようお手伝いをしてゆくということに力を入れてます。
検査で異常所見が見つかり、当院以外での専門医の診察、治療の必要性が生じた場合は、近隣の東京女子医大病院、都立駒込病院、日本医大病院をはじめご希望の病院を、責任を持ってご紹介させていただいています。
仕事が忙しくなかなか健康管理に時間を割けないという方が多いようです。
しかし、健康でなければ仕事はできません。
当院の休診日は国民の祝日のみです。
診療日はすべてドックをお受けいただけます。
平日しか休めない方、日曜しか時間が取れない方にも受けていただけるよう配慮しました。
ご予約は1週間前にお電話かメールで御連絡ください。
予約のために来院される必要はありません。
現在服用しているお薬がありましたらご持参ください。
検査の途中でなんらかの病変が疑われ、ドックに含まれない検査を同時にする必要が生じることが時々あります。
その場合は健康保険での診療となりますので健康保険証を忘れずに持参ください。保険証をお持ちにならない方も費用については可能な限り便宜を図ります。
日本人の多くが罹患していて健康の障害となっているのは、生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)とがんです。
中年に差し掛かると長年の生活習慣から来る負担が蓄積し健康に歪みを生じます。
それらの原因となる肥満、偏った食生活、過度の飲酒、ストレス、喫煙、過労など現代人においてはなかなか避けられない問題です。
人間ドックの大きな目的
は、生活習慣病をできる限り早期に診断し、食事療法、運動療法、必要な場合薬物療法をご提案することです。
死亡率の推移(昭和5年〜平成12年)
がんの主要部位別・年次別・性別・年齢調整死亡率(昭和45年〜平成11年)
生活習慣病は症状がないことが特徴です。
そして動脈硬化を促進し、最終的に日本人の約3割の死因である脳卒中、心筋梗塞、心不全を発症させるのです。
がんについても早期診断は重要です。
現在、がんの種類別にみると肺がん、胃がん、大腸がんの3つが主なものです。
肺がん
の診断には胸部ヘリカルCTは大変有用です。
残念ながら一般的な胸部レントゲン撮影のみで肺がんを診断することは困難なのです。
かといって一般の会社、職場の検診に胸部CTを取り入れることは経済的には無理なことが多いようです。
特にタバコを多く吸われる方、幹線道路沿いに長年居住されている方、家系に肺がん患者のいる方、ご家族や職場の同僚が喫煙されている方などは、肺がんのリスクが高くなりますので年一回のチェックが望ましいといえるでしょう。
統計上肺がんの原因の7割がタバコと言われておりますが、男性では50年前と比較すると15倍も死亡率が増加していることを考えると、私はタバコだけではなく大気汚染が大きなファクターになるのではないかと考えています。
ただ、自動車、発電などで石油消費が増えたことが大気汚染の原因ですから誰でもその影響からのがれることは不可能です。
大気汚染がベースにあってその上に喫煙することが肺がんの大きな原因と考えられます。
禁煙することは望ましいですがなかなか困難ですから、自身を守るためにも肺のチェックを定期的行うことは大切です。
日本の
胃がん
の発症率は先進国の中で大変高いことをご存知でしょうか。
種々の疫学的調査によれば、ヘリコバクター・ピロリ菌の保有率が高いことと食塩の摂取が多いことが原因だろうと言われています。
平成7年まではがん死亡原因のトップでしたが、それ以降は肺がんが第一位に取って代わりました。現在は2番目になります。
実は胃がんは比較的治癒しやすいがんと言えます。
たとえ進行がんでも手術でその多くを完治させることができるのです。
要はリンパ節や腹膜に転移をする前に病巣を摘出することが重要なのです。
健康診断で胃透視検査(胃のバリウム検査)をお受けになっている方は多くいらっしゃいます。
荒川区では区内在住の方を対象に誕生日月に区のガンセンターで無料で受けていただけます。
ここで病変が疑われると胃内視鏡検査(胃カメラ)に進みます。
当院では内視鏡検査のみを行っております。
内視鏡検査はより細かい病変を観察することができ、ポリープや腫瘍が疑われた場合に細胞の検査(生検組織検査)を同時にできることが強みです。
胃炎などでも出血や炎症の度合いを正確に診断できるのです。
ヘリコバクター・ピロリ菌の存在を確認する検査も行えます。
早期胃がんの診断にも有用です。
現在早期胃がんの一部は内視鏡による切除で済み、開腹手術をしないこともあるのです。
大腸がん
については便潜血反応を実施しています。
この検査により大腸ポリープ、大腸がんの多くを検出することができます。
潜血が陽性の場合は、必要に応じて肛門の診察をして痔などの出血を伴う疾患がない場合は、当院で大腸の内視鏡検査を行います。
便潜血反応で陽性になり大腸内視鏡で大腸がんやポリープと診断され、内視鏡手術や開腹の上での大腸切除術で完治した患者さんは多数おられます。
大腸ポリープは放置すると数年で大腸がんに進展してゆきます。
直径2cmを超えると癌化しやすいので1cm前後のポリープがあればポリペクトミーという内視鏡での切除をしていただくことになります。
ポリープががん化する前に切除してしまえば大腸がんの発症はほぼ間違いなく防止できます。
がんの種類別死亡率で大腸がんは男性では第3位、女性では第一位(昨年から)ですから十分気をつけなくてはなりません。
がん全般にいえることはとにかく早期に診断し、サイズが小さく転移しないうちに切除することが重要です。
早期がんが進行がんに進展するまで通常2年から3年の期間を要します。
したがって一年に一回検査をすれば日本人の罹りやすいがんは早期のうちに診断できることになるのです。
進行がんになってしまってなんらかの症状が出てきてからでは治療が困難になり、生命に関わることになります。
がん治療の進歩によりがんの手術治療は縮小する傾向にあります。
その代表は乳がんです。
15年前までは乳がんといえば比較的早期の場合でも乳房を切除していました。
現在では、原発巣が直径3cm以下であれば乳房を残して腋の下のリンパ節と原発巣を切除する乳房温存手術が主流となっています。
ある意味で乳房は女性の命ですからこれは大変な福音なのです。
日本人の健康を脅かす生活習慣病とがん・・・正しく対処すれば怖いことはありません。
巷にはサプリメントや怪しい減量方法が溢れており思わず惑わされそうになります。
しかし、なにかひとつの方法ですべてがうまくゆくはずはありません。
正しい健康に対する知識を得て、運動を心掛け食事に気を使うことが地味なようですが最も重要です。
ただ病気の発症は遺伝的な要素も大きいのでご自身で健康に留意しても限界があります。
定期的に検査を受けていただき、異常が見つかれば治療を開始する。
早めに対処すれば治療も軽いもので済むでしょう。
動脈硬化が進行して臓器障害が起きたり、がんが転移をしたりする前により軽い治療で治してしまうのが理想です。
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